2012/07/19~20  
兵庫県議会文化新興議員連盟の管外調査があり派遣会員として参加しました。

【調査先】 石川県の金沢21世紀美術館、県立歴史博物館、石川県議会(県民文化新興課)、金沢市民芸術村など4施設

【調査内容】

関係者より施設概要等を聴取しました。

金沢美術館

   金沢21世紀美術館は、もと金沢大学付属中学校、小学校、幼稚園があった場所に2004年10月に開館しました。
   毎年入館者が増え平成23年8月には、入館者が1000万人を突破し、セレモニーが行なわれたました。
   当美術館の集客、運営等の取り組みを聴取し、本県の美術館運営の参考とするために視察を行いました。

当美術館の統括マネージャーの宮田氏より、概要説明の後、館内を視察しました。

←左の写真のようにしてプレゼンテーションされた概要は下記のとおりです。






■美術館の4つのコンセプト

  1. 世界の現在とともに生きる美術館
  2. まちに活き、市民とつくる、参加交流型の美術館
  3. 地域の伝統を未来につなげ、世界に開く美術館
  4. 子どもたちとともに、成長する美術館

■施設概要

美術館の特徴
雲を測る
雲を測る男

4つの入館口があり、どこからも自由に入れる
展覧会ゾーンと交流ゾーンなどからなり、交流ゾーンは基本的に料金は無料 年間約150万人の来館者があるが、その内、展覧会入場者は4分の1程度とのこと

◎展覧会ゾーン

展示室の大きさ、高さ、形状がそれぞれ異なり様々な企画を実施する

◎交流ゾーン

来館者の多様なニーズに応え、出会いと交流の場を創造する

◎ミュージアムクルーズ

人材の育成と将来の集客効果を期待を込め、毎年小学4年生を美術館に招待し、子供にアートにふれてもらい、好きになり誇りとしてもらえるよう、地道な取り組みを行なっている
Kid
キッズスタジオ

■集客.運営の取り組み

  1. 美術館周辺の店舗と連携した取り組み入館料金の割り引き
  2. 展示の巡回は行なわない、オリジナルの展覧会の実施
  3. 1000件を超える広報と100件以上の取材に対応しているメディアへ露出し働きかけている
  4. 企業や友の会からの支援を頂いている
  5. コレクションは定期的に入れ替え、世界中から集めて展覧する
  6. 来館者の6割は県外から来られている

■金沢21世紀美術館の統括マネージャーからのメッセージ

兵庫県立美術館の簑豊館長がこの金沢21世紀美術館館のコンセプトをしかけられ、特にミュージアムクルーズについては、学校との連携などその基礎を築かれました。そのご功績は大きく、更に有料ゾーン、無料ゾーンの仕組みについても、簑館長の提案によるものであり、兵庫県立美術館の簑館長に大変にお世話になりました。

■館内視察

美術館の建物で裏と表のないアートサークルが採用され、トップライトや光庭など明るさと開放感にも配慮されていました。 また、キッズスタジオや市民ギャラリー、アートライブラリー、ミュージアムショップなどが設置され、市民が気軽に利用のできる開かれた交流ゾーンが魅力的でした。 常設展示作品の(ブルーブラネットスカイ)(スイミングプール)(雲を測る男)などが印象にのこりました。また、「工芸未来派」展も斬新的な作品の数数を鑑賞しました。
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