10月26日(日) 農村歌舞伎舞台のこけら落し

2014_1026_012014_1026_022014_1026_032014_1026_04 午前、神戸市北区淡河町北僧尾の農村歌舞伎舞台で開かれたこけら落とし歌舞伎上演会及び伝統文化と農のシンポジウムに参加しました。

 淡河町北僧尾厳島神社境内にある舞台は、柱に安永6年(1777年)の墨書があり県内で唯一残る18世紀の舞台と言われています。
 神事で使う集会施設「長床」と舞台を併用した造りで、雨戸代わりの横板「バッタリ」を倒して舞台を広げられるのが特徴です。
 この舞台は、地元の北僧尾自治会が長年管理し、かやのふきかえや修繕を行ってきましたが屋根はこけむし、建物が傾くなど損傷が激しくなり改修が検討されていました。
 この日に行われた久元喜造神戸市長を招いたシンポジウムにおいても自治会長より舞台改修に至った経緯や苦労話なども聴かれました。
 北僧尾農村歌舞伎舞台は、県の重要有形民俗文化財のため、改修費用には県と市からの補助は出るものの地元負担も発生することから自治会等で十分検討した結果、「舞台を残すべき」との合意を経て、積み立ててきた自治会費を改修費用にあて工事が始まったと伺いました。

 この日の上演会では、淡河中学校の生徒が淡中節や琴の演奏「さくらさくら」、歌舞伎「寿曾我対面」などを披露するほか賛助出演された神戸すずらん歌舞伎が「野崎村」を地元有志が「白波五人男」を演じました。

 淡河町に根付いている伝統や文化の継承、ゆりやチューリップ、米など町の特産品の地産地消、道の駅おうごの活性化とともに北僧尾農村歌舞伎舞台の大規模改修が地域創生、人材育成、交流拡大など向けた起爆剤となるよう期待が寄せらています。


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